医学部受験予備校 Tops医専通信

差か比か四条烏丸校

2016/12/02

京都の医専塾、TOPS医専です。

 

こんにちは、生物科の井崎です。

 

理科で何かのデータを見るときには、「差」が大事になるときと「比」が大事になるときがあります。ここでは、「髪の毛が伸びたな」という感じ方を例に、差と比について考えてみたいと思います。

 

先日、「髪が伸びたね」と言われました。自分では毎日見てるので気づかないものですが、他の人から見れば、どんな時に「伸びたな」と感じるのでしょうか。

ヒトの髪の毛が伸びる速さはそれほど個人差はないはずです。しかし、同じ日数経過したとしても、髪の毛の短い人はすごく「伸びたな」と感じられ、髪の毛の長い人は「伸びてるとは気づかない」ことが多いのではないでしょうか。

 

これは、「髪の毛の伸び方」が「差」ではなく「比」で感じられるからではないでしょうか。いま、髪の毛が9cm伸びたとしましょう。元の長さが1cmだった人が9cm伸びると「比で9倍」になるのに対し、元の長さが90cmだった人が9cm伸びても「比で1.1倍」になるので、髪の毛の短い人の方が見た目の変化が大きくなるわけですね。

 

生物の感覚に関する法則で、ウェーバーの法則というものがあるのですが、この法則も「比」で考えています。興味を持った方は調べてみてください。