医学部別 傾向&対策 関西私立医大4校

近畿大学

trend_img03
所在地
〒589-8511 大阪府大阪狭山市大野東377-2
TEL
072-366-0221
公式サイト
http://www.med.kindai.ac.jp/
アクセス
泉北高速鉄道泉ヶ丘駅、南海高野線金剛駅から狭山ニュータウン行バスで約15分、近畿大学病院前下車。
学部学科・定員
医学部=医学系専攻
附属病院
医学部附属病院、医学部堺病院、医学部奈良病院など。
大学紹介
社会で活躍する、優れた医師・医学者を育成すべく、独自の実践的なカリキュラム編成を導入している。3つの総合病院、薬学部と連携し、総合大学ならではの教育環境。全国でも珍しく3つの総合病院を備えており、早期から最先端の医療に触れ、幅広い臨床能力や、問題解決能力を養える。また、薬学部と合同で『医薬連携教育プログラム』を実施。早い時期から、薬学部生、医師やスタッフとコミュニケーションを図り、チーム医療を担う医師の育成を目指す。1年次から病院実習が始まり、2年次-4年次では、少人数のチュートリアル授業や、疾患の病態生理を臓器別・器官別に学習するユニット・コース学習を実施。5年次・6年次のクリニカル・クラークシップ(臨床実習)など、独自の教育体制を導入し、医療現場に近い実践的なカリキュラムの6年一貫教育で、問題解決能力を身につけた人材を育成。

英語

毎年、全てマーク式で文法3題・長文2題の構成である。
第1問は難解なイディオムが中心で、早慶レベルの難しい問題を解き慣れていないと厳しい。
第2問は2012年より誤文訂正が和文の英訳を選ぶ問題に変わったが、上位互換であるというよりは、ひたすら和文英訳をする問題に変わったと考えた方が良い。第3問の並び替えは標準レベルなので満点を狙いたい。
後半の長文2題は、語彙のレベルが高く、市販の単語帳を徹底的にやりこんでいないと選択肢の意味も取れないだろう。マーク式とはいえ、合格点を狙うには確固たる実力が必要だ。

数学

大問が3問で、60分の試験です。図形と方程式、ベクトル、関数から出題されることが多い。
特に図形は頻出である。標準的な問題で、誘導形式の問題であることが多く、うまく誘導に乗ることができれば、解法自体は分かりやすいことが多い。しかし、計算がややこしいことが多く、1度計算ミスをしてしまうと、大問まるまる間違ってしまう。また、1度手が止まってしまうと、時間がなくなってしまう可能性もある。
そのため、速く正確に計算できるよう、計算練習をしておく必要がある。

化学

『正確な知識と計算力とスピード+α』
前期日程では大問数は例年3問である。
理論は計算問題が比較的多く、毎年8~10題出されている。難問は少なく標準問題がほとんどであるが、計算量がやや多いため、正確で速い計算ができるように練習しておく必要がある。また近年、中和滴定曲線のグラフから電離定数を求める問題(2014年)、放射性同位体の崩壊原子数の計算(2013年)など、類題を経験しておかないと解きにくいやや特殊な問題が見られるので、高得点をねらうためには標準問題だけでなく、広い範囲で様々な問題を解いておく必要がある。
無機は概して基本的で落とせない。教科書に出てくる物質の性質や化学反応式を確実に覚えておくこと。十分な練習によって素早く解く力を身につけたい。
有機はやや特殊な反応(アルケンの酸化によるカルボキシ化など)もあるが、説明がついているので難しくはない。無機と同じく、基本を徹底的に練習して完璧にしておくことが必要である。
全体としては点数がとりやすい問題であり、合格にはかなりの高得点が要求される。全分野を通して基本事項に充分習熟した上で、十分な計算力と理論の幅広い演習を繰り返しておくことが、合格への最短距離だと考えられる。

物理

大問3題で構成されており、力学、電磁気、波動からの出題である。基本的な問題というよりは発展的な内容になっている。問題によってはまったく手が出せないということもありえる。
力学、電磁気、波動の分野の基本的な知識とその意味を完璧にする必要がある。また、複数の分野にわたる問題は、広い視野を必要とする。問題を様々な方向から見る必要があるからである。これに対応するにはかなりの慣れが必要である。標準から発展的な内容の問題集を用いて十分に勉強してもらいたい。

生物

記述・論述形式が多く、年度によっては計算や描図問題が出題されることもある。
論述問題には字数制限があるので、要点を簡潔にまとめることが必要になる。特に、用語の説明などが正しく組み立てられるように、自分の理解した知識を人に伝えることで練習をしておくとよい。
また、実験問題の出題頻度が高いので、実験の意図を正しく読解できるように演習を重ねたい。
出題分野はヒトの体に関係する内容が圧倒的に多いので、他大学への対策と併せて理解を深めておくことで対応できる。

小論文

テーマ型の形式であるが、2013年度より、論述の方向性を絞るための文が付されるようになった。
まず、出題の意図をしっかりと読み取ることが重要である。テーマは医療問題が多いが、内容が多岐にわたり幅広い知識が求められる。また、要点を絞って400字に収めなければならず、40分と時間的にも厳しいので、日頃から医療関連の情報を収集したり、主なテーマについて自分の意見をまとめておくなどの事前の準備が必要である。